事業の要素「ヒト・モノ・カネ」

古くから「ヒト・モノ・カネ」の3つは、事業(ビジネス)の3要素と呼ばれてきました。
社会の構造が大きく変化した現在では、第4の要素として情報・時間・文化などを付け加えることもありますが、基本はヒト・モノ・カネになります。


この3要素のうち1つでも欠けると、事業の成功は危ぶまれます。はじめからすべてそろった状態で独立開業できる人はめったにいませんが、ここで一度、自分が築きあげてきた経営資源をリストアップしていくとよいでしょう。


すでに会社を経営している方は、もう一度見直してみることをおすすめします。


ヒト(人)


会社にとってのヒトは、社員(人材)のことです。個人事業をはじめる方にとっては、人脈という言葉が当てはまるでしょう。


事業主1人が頑張ると決意しても、やはり限界があります。事業を助けてくれる家族や友人、悩みの相談にのってくれる知人、アドバイスしてくれる税理士など、多くの人の支えがなければ成り立ちません。


また、ヒトには、事業主自身の体力や技術、資格なども含まれます。まず体力がなければ、何事も始まりません。技術や資格もあなたの大切な財産になります。


モノ(物)


モノとは、商品や製品を作り出す材料、原料、部品、機材のことです。店舗などの物的資源も含まれます。


モノには必要なものと、あれば良いもの、まったく不要なものがあります。これらの優先順位を決めて、本当に必要なものは何かを明確にしていきましょう。最初からすべてを用意しようとすると、お金も足りなくなります。


また、税理士や弁護士、司法書士、デザイナーといった職業では、事業主自身が持っているノウハウや知識が商品となります。


カネ(金)


モノを買うにしても、ヒトを雇うにしても、なにより資金となるカネが重要です。


商品の仕入れ、店舗や事務所を借りる、機械や設備を導入する、従業員に給料を払うにも、すべてカネがなければ不可能です。


必要となる金額については、それぞれの事業や資産状況によっても異なりますから、まずは試算してみましょう。


現金、定期預貯金、退職金、有価証券などを書きだして、自己資金を把握しておきます。それでも不足する場合は、外部から借り入れることになります。金融機関からの調達については、自分の信用度や事業への熱意がポイントになります。


今は情報も必要だよね。

でも行くしかない、あくまでも強気!